以前アメリカの旅行に行ったとき『破損した100ドル紙幣』に泣かされた経験があります。
「少しくらい破れても大丈夫かな〜」なんて気楽に考えていたら、思いもよらないトラブルがありました。
今回は非常にレアなケースですが、
「アメリカ旅行中に”100ドル紙幣”が破れたときに、どうすれば良いの?」
という疑問を解決できるように、
- 破損紙幣を手にしたいきさつ
- 破れた100ドル紙幣の罠
- 100ドル紙幣が破れたときの対処法
についてまとめました。
破損した100ドル紙幣の使い道は?換金できるの?
破損した100ドルが使えるかどうか気になりますよね。
僕の行ったアメリカの地域では、破れた100ドル紙幣で買い物することはできませんでした。
だけど、破れた100ドル紙幣を換金所で換えてもらうことはできました。
ですが…、ここに大きな落とし穴がありました。
実は、換金所によっては”破損した100ドル紙幣”は取り扱ってくれないケースがあるのです。
このあたりを注意していただいて、100ドル紙幣が破れたのであれば、早めに換金できる場所を探すことをオススメしています。
そうしないと、僕みたいな厄介なトラブルが起きてしまいます。
そんな僕のしくじり100ドル紙幣エピソードをご覧ください(笑)
ホテル選びに失敗…アメリカの治安?
外国人から礼を言われたことで、かなり興奮してそのまま「海外旅行一人旅」を検索した僕。
一人旅をするなら、一人で楽しめて、英語圏の国。
さらに深夜のテンションも相まって、そのまま行き先まで決めてしまいました。
行き先はアメリカ。
僕はパッケージツアーでならアメリカに行ったことがあります。
結構楽しかったですね。
ガイドさんが、レストランとかに連れて行ってくれるし。
ホテルまではバスで直行。
美術館の中でのみ自由時間があって、それでも時間を持て余していた記憶があります。
だから、イメージでは「アメリカは日本みたいな国」と思っていたんです。
アメリカに狙いを定めた僕は、すぐにアメリカ行きのチケットを調べ、「タイムセール」と銘打っていたものに飛びついてしまいました。
もちろんキャンセル不可。
クレジットカードでの払い込みも、深夜のハイテンションで済ませてしまいました…。
そのとき思ったんです。
「アメリカって本当に治安が良かったのかな?」と。
「ここの地区のホテルが良い!」
まず、僕はホテル選びで大失敗をしてしまいました。(これが悲劇の始まりでした…)
今思うと、アメリカって、実は初心者向けの国ではないですよね…。
日本ほど治安が良くないし…。
アメリカは一概に「治安が良い」「治安が悪い」とは言えません。
僕はそのことを知らずに、最初はとても安いホテルを予約していました。
しかし、初めての海外旅行の話を友人にしたら、すぐに「そのホテルはやめたほうが良いよ。」と言われました。
僕の予約していたホテルは、とんでもなく治安の悪い地区にあるホテルだったんです!
通常アメリカでは、治安の良い地区と悪い地区に分かれており、旅行者は治安の良い地区のホテルを取ります。
何度もアメリカに行っている旅行者ならいざ知らず、僕のような初心者では治安の悪いホテルに泊まることはかなりリスキーです。
だから、治安の良い地区のホテルを取り直すしか仕方がありません。
そのお値段…当初の予定の5倍。
5倍ですよ!?
まあ僕が格安ホテルに泊まろうとしていたことにも問題がありますが…。
僕は当初の予算よりもかなりオーバーしたホテルの宿泊費を見てため息をつきました。
アメリカで両替はどうする!?
さて、旅行当日。
僕はまだ両替をしていませんでした。
なぜならクレジットカード大国アメリカ。
それほど現金が必要とは思えません。
もちろんホテルもカードで支払うことができます。
パッケージツアーのときもほとんど現金は持ち合わせていませんでした。
だから、空港で最低限のお金だけを両替して、あとはクレジットカードで凌げるだろうと甘く考えていました。
実際、空港の両替もそこまでレートが悪いわけでもなく、最低限のお金だけを換金して飛行機に乗り込みました。
日本円は3万円ほど手元に残しておきました。
何かあったときのための保険だし、少額ならアメリカで両替してもかまわないだろうと考えていたからです。
しかしこれが…のちの大失敗を招くのです。
買い物に100ドルさらに必要かも!?
アメリカには、たくさんの出店がありますよね。
出店のホットドックを食べるのが僕の夢でもありました。
しかも、ちょっとしたポストカードを売っているのも路上の出店。
しかしこれら出店では、クレジットカードが使えないのです!
どんどんなくなる現金。
こじゃれたレストランを選ばなければ、ほとんどの場合、カード払いはできません。
これでは思っていたよりも、現金がなくなっていきます。
僕は手持ちの円をドルに換金することにしました。
破損無価値な100ドル紙幣
「足りない!」と思った僕は、すぐに両替所に行って換金してもらいました。
場所は、あまり治安が良いとは言えない地区。
あまり治安が良いとは言えない地区のレストランだと、カードが使えないことがほとんどです。
ホテルで換金するにも、あと半日を待たなくてはいけない…それにホテルではレートが悪く勿体ない気がする…。
だから、訪れていた地区の換金所に行くしかありませんでした。
手にした100ドル紙幣…少し破れています。
僕は紙幣が破れていることを必死で説明しますが、「問題ない、使える。」の一点張りで代えてもらえませんでした…。
仕方なく僕はその100ドル紙幣を持ってチョコレートを買おうとしました。
はやく小さいお金にしたかったんです。
しかし…なんと出店の人から断られてしまいました!
「100ドル紙幣」もさることながら、「破れた紙幣」と言うのに引っかかっているようです。
だから、「その紙幣では払えないから、いやだったらさっきの両替のところで代えてきなさい。」と言うんです。
どうしようか迷ったのですが、もう一度その両替所に行きました。
事情を説明したのですが…、なんとここでも断られてしまいました…。
先ほど両替に当たった人とは別の人がすでに勤務しており、「何も聞いていないし、破れた100ドル紙幣は価値がないことが多いから受け取れない。」と言うんです。
そんなことあります!?
何度も僕は説明したのですが、全く取り合ってくれず…。
仕方がないと僕は諦め、また別の両替所で両替しました…。
本当に僕の1万円(以上)がムダになってしまって悲しいです。
破れた紙幣で起こった悲劇を反省
ほんと散々でした。
しかし、僕は今回のことで1つ学びました。
「両替をするときは、なるべく小さな紙幣で!」
「そしてレートが悪くてもホテルで換金する!」
今では100ドルに替えてもらうためには、空港やホテルで「5ドル紙幣を20枚ください!」って言うようにしていますよ(笑)
あと、ホテルは安かったら何でも良いというのは危険なんだということも分かりました。
日本の感覚は捨てなくちゃです。
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