アメリカってチップ文化がありますよね。
だから、アメリカのレストランではカード払いするときでもチップって必要なのか気になりますよね。
硬貨や紙幣を持ち歩くのが面倒だから、カードで支払っているというのもあって、チップはカードと別じゃない方がいいな…なんて思ったりします。
今回は実際にアメリカのレストランに行き、カード払いしたときのチップに関する体験談を書きました。
僕の失敗談も書いているので、ぜひ笑いながら読んでいただければと思います!
カードで4.98ドル払ったが、チップを忘れていた件
僕はアメリカを満喫していました。
基本的にカード文化なので、レストランもカードで払えるのが良いです。
僕はカードでレストランのお会計をしました。
しかし…ちょっとウエイターたちの様子がおかしかったのです。
(何か失礼があったのだろうか…。)と思ってはいましたが、何も思い当たりません。
だから特に何もすることはなく、レストランを後にしました。
そしてまた別の日に、今度はまた別のカフェへ行きました。
カードが使えないカフェだったので、今度は現金で代金を支払いました。
その額、4ドル98セント。
僕は(8セントなんてあったかなぁ…)と思いながら財布を見て、確認しながら4ドル98セントちょうどをテーブルに置いてカフェを後にしました。
こういうとき気持ちが良いですよね!
1円が財布に残らなかったときなんて…いつも爽快です。
アメリカ人のウエイトレスは僕が去ったのを確認してテーブルにあるお金を発見したようですが…やはり様子が変でした。
ここまで来ると、僕でも異変を感じ取れます。
僕は旅行書を丹念に読み直し、やっと理由が分かりました。
「アメリカはチップ社会」。
だから、ホテルのドアマンにも、レストランやカフェのウエイターやウエイトレスにもチップを払わなくてはいけなかったようなのです!
カードで払うときも別にチップを用意するべきだと書かれていました。
…チップ社会、恐るべし!
チップ1セントは少ない?何ドル出すべき?
僕はチップ社会を全く知りません。
アメリカには旅行に来たことがあるものの、パッケージツアーだったので、チップを渡したことがないのです。
旅行書に書いてありました。
「チップは気持ち」。
…まあそうでしょうよ。
しかし、その「気持ち」が分からない文化在住の人間です。
いくらすべきかは全く分かりません。
ただ一つ分かったことは、「セントは失礼」だと言うこと。
僕の感覚だと1セントは1円で、「1円に笑うものは1円に泣く」くらいの気持ちでいたのですが、アメリカ人はそうではないようです。
1セントはアメリカ人にとって「ほぼ使わないお金」なんです。
だから旅行客もみみっちく1セントを出すものではない…。
4.98ドルなら、最低でも5ドルは出すべきなんですよね。
チップで4.98ドルと4.66ドルは中途半端!
4.98ドルなら5ドル出す…。
まあこれは理解できます。
2セントはもう募金のような気持ちで、置いていくしかありません。
でも…カフェの代金が4.66ドルだったとしても5ドルは最低出すべきなんですよ。
つまり、アメリカでは4.98ドルと4.66ドルは同じ価値なんです!
日本でいうところの、「498円の商品と466円の商品は実は同じ値段だ」って言う意味なんですが…。
どうでしょう、ピンときましたか?
まあ4.66ドルぽっきりを払うこともできなくはないですが、チップ社会を知ってしまえばそんな恥ずかしいことはできませんよね。
じゃあ4.66ドルのとき、チップは4セント?
4ドル70セント(4.70ドル)払えば許してくれるのでしょうか?
いや、許してくれなさそうです…。
これは直接聞いたわけではないのですが、僕の体験上、4.66ドルの場合5ドル渡した方が相手は愛想が良くなります。
まあもしかすると、僕の思い込みかもしれませんが。
そうなれば商品が4.66ドルだろうと4.98ドルだろうと(最低)5ドルは払わないといけないわけですよね。
これって…アメリカではチップの存在で4.98ドルも4.66ドルも同価値だってこと…ですよね…?
チップ制から得た学び:1セント硬貨は残すな!
はっきり言って、4.98ドルも4.66ドルでも5ドルとられるなら、値札の意味ってあるんでしょうか?
僕は田舎育ちなので、チップ制が理解できていないことが根底にあるんでしょうが…。
もうどうせなら「チップ込み、5ドル」と書いてくれている方がありがたいです。
「心付け?」「気持ち」「失礼にならない程度に」…?
はっきり言って意味が分かりません。
別に僕は、チップを払うのが嫌だと言っているのではないんです。
ただ、「はっきりとチップの額を決めてくれ。」と言いたい。
僕は「チップいただきません、しかし料金高めです。」と言うレストランを探していきたかったほどです。
だってはっきりとした規定がないものに右往左往することに耐えられないから。
自信がない僕は、とにかくキリの良い数字に繰り上げて、払うようにしています。
こんな僕の失敗ですが、一つだけ学んだことがあります。
「財布には1セント硬貨が残らないように支払いすべし!」
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